吉見百穴【埼玉県吉見町】

ポイント
約1,400年前、古墳時代後期にできたとされる横穴墳墓。現在219基が確認され、日本一の規模を誇る横穴古墳群です。
「日本のカッパドキア」と呼ぶ人もいる独特の景観で、特撮番組のロケ地になることもあります。
国指定史跡であり、国指定天然記念物「ヒカリゴケ」の自生でも知られます。

【伝説の小人のすみか?】
石器時代人の住居跡、アイヌ伝承に登場する小人「コロポックル」の住居、と言われていたことがあります。
「居穴か墓か」の論争が盛んだった時期もあるそうです。

【戦争遺跡】
昭和11~12年、吉見百穴とその周辺に、大規模な地下軍需工場が造られました。

【読み方は?】
"よしみひゃくあな" と読みますが、"よしみひゃっけつ" と呼ぶ人もいます。

【遠足の定番】
埼玉県の小学生は遠足行事で、吉見百穴・さきたま古墳を訪ねることが多いようです。