【松原市の名所】河内大塚山古墳
【かわちおおつかやまこふん】ホテルより約1km、徒歩15分ほど 巨大な前方後円墳。 墳丘の規模は全長335m・前方部の幅230m・後円部の直径185m。墳墓主軸の長さで日本列島第5位の規模を誇ります。 資料から造られた時期を特定できないものの、6世紀の古墳(または未完成の墳丘)と考えられるそうです。 ■松原市で一番高い 人工的な山ですが、後円部の頂上が海抜45mで、松原市内で最も標高が高い場所となっています。 ■中世、城に変身 丹下氏が古墳を利用した丹下城を築くも、後に織田信長軍に壊されたそうです。 ■江戸時代、村に変身 前方部に大塚村が形成され、後円部に天満宮(菅原神社)が祀られました。 ■大正~昭和時代、村人が立ち退く 墳墓参考地となったことから、民家は古墳の濠外に立ち退きました。 ■現在 6世紀代の安閑天皇陵とする説、欽明天皇陵とする説などがある、宮内庁管理の墳墓参考地です。 立ち入り不可ですが、歩道から豊かな木々や濠を見ることができます。濠には愛らしい亀たちの姿も。